夏の暑さもピークを迎え、そろそろお盆の時期がやってきます。
地域によって違いはありますが、一般的には8月の13日~16日がお盆とされているようです。
仏壇のあるご家庭ではお供えに果物を置いたりすることも多いのではないでしょうか。
今週の冷蔵庫ではお盆フェアということで、お供え物や贈り物にお勧めの果実野菜などを展示しています。
(POPが写っていませんが【藤稔】というぶどうです。19度前後の高い糖度をもち、種無しの食べやすい品種となっております。表面の白い粉はブルームと呼ばれる果実の脂質由来のもので、果肉を良い状態に保つために大切な働きをしています。)
お盆というと、連休になることで喜ぶ方も多いと思いますが、本来はご先祖や亡くなった方の霊が黄泉の国から地上に帰ってくる期間といわれています。迎え火や送り火を焚いたり、盆踊りをしたり、地域によっては灯篭流しなどもお盆の行事の一環ですね。
こういった茄子の飾りを見たことがある方もいるのではないでしょうか。これはご先祖様が黄泉の国と地上を移動するときの乗り物だと言われています。ほおずきもよく飾られていますが、こちらは提灯の代わりの道しるべを表現しているそうです。
ご先祖様や大切な方を思いながら、美味しい果物や野菜を味わいつつ静かに過ごす夏も良いかもしれませんね。