青果物流通業に携わる先輩社員にインタビューしました。
「丸二」について詳しく紹介いたします!
営業果実部 藤田泰勢 / 2021年5月入社

もともと大学生の時に八百屋でバイトしていて、市場の仕事に興味がありました。せっかくなら取引量が日本一という大田市場で働きたいなと思い、【大田市場 青果】で検索したら丸二のHPを見つけ、直接電話をかけて応募しました。
実際に大田市場に来て見た最初の印象は「めちゃくちゃ広いな!」ということ。大学時代に足立区の市場には行ったことがあったのですが、規模感の違いに圧倒されました。
現在は営業果実部に配属されて、商品担当者のお手伝いを主にしています。入力業務や検品をしたりとアシスタント業務がメインです。特別なPCスキルもなくてもできるような業務ですが、なにせ打ち込む量が多いのでその点は大変ですね。 当社は仲卸業界の中ではトップクラスということもあり、アルバイトをしていた八百屋の時とは規模が違うので、勝手が異なることもしばしば。色々と覚えながらやっています。
また、朝の荷物量が想像していたよりも多くて。しかも、12月が一番多くなると聞いているので、まだ経験していないような荷物量がくると思うと、今からちょっと恐ろしいです(笑)
果実部全体で7人の先輩がいますが、先輩たちがみんなすごく優しい!忙しそうにしている時でも一旦手を止めて丁寧に教えてくれます。なんでも質問ができる環境で助かっています。
将来は、先輩たちのように商談が出来るようになりたいです。あと今やっている業務の効率化もはかりたいです。まずは先輩のようになれたらな!というのが当面の目標です。
最初は平日休みって慣れなかったのですが、美容院とか役所とかも空いているので、逆にありがたかったりしますね。朝も早くて6時に出勤になりますが、最初は起床できるか不安でしたが、今では完全に慣れました。

販売部 秋田悠希 / 2022年3月入社

前職は品川にある有名ホテルの副料理長を勤めていました。コロナ禍で業界自体が打撃を受けてしまい厳しい状況が続く中、料理自体はずっと好きだったので、何か食に関わる仕事をしたいと思い市場の仕事をメインで探していたところ丸二に出会いました。前職の関係で豊洲や築地の市場には足を運んでいたのですが、大田市場は初めて。同業他社様同士の横のつながりも結構あり、豊洲や築地よりも和気あいあいとしている雰囲気を感じています。
入社後は先輩についてOJT形式での研修。半年後には担当を持たせてもらいました。やさしいって言うとありきたりな言葉になってしまいますが、気にかけてくれているのを感じます。何かと声を掛けてくれたり、上司同士で話をしている時にも部署のメンバー全員に話題を振ってくださったりと自然とみんなが会話の輪に入ることができるようにしてくれています。自分の父親世代の先輩もいて「25、6歳はまだまだだから」といい意味で新人扱いしてくださり可愛いがってもらえています。
仕事の流れとしては、出勤したら朝イチで現場を見に行き、競りで相場観や商品の状態をチェック。「今日は野菜が多いな」「いちごの入荷が少ないな」「〇〇が何t入っているな」と、何か面白い商品ないかな?とここでレアもの探しのヒントを見つけています。事務所に戻ったら前日の出荷に問題はないかの確認。お昼休みは基本的に12時くらいに取って、午後は発注の確定業務という流れです。
定時の16時には間違いなく仕事が終わり、ワークライフバランスを得られるのも転職して良かったと思ったポイントです。バレーボールの社会人サークルに入っているのですが、以前は月1回だったのが月4回参加できるようになったのも嬉しいですね。自分のために時間を使うことができます。
バイヤーさんから何かない?と言われたときに、色合いを考えてこの野菜はどうですか?と料理人としての経験を活かした受け答えができ、前職の経験も役に立っているなと感じます。この前あった事例で言うと…高級な商品、面白い商品を置いてくださっているお店に対して「あけび」をご提案。なかなか見かけない商品のため「いいですね!」と買ってくださることとなり、シーズン終了までリピートで買い続けていただけました。
販売部では、みんながそれぞれのスタイルを持っています。今は先輩たちの仕事を見て学びながら、自分だけのスタイルを模索中。前述した料理目線での提案を自分の持ち味に出せればいいなと思っています。いまのところしっかり数字も上がってきているし、私たちに対して目を向けてくださっているバイヤー様の視線も感じています。

営業野菜部 阿久津笑夏 / 2022年5月入社

転職するにあたり、「仕事内容」「ワークライフバランス」「人の優しさ」これら3つの軸で判断し、全く違う業界・職種からの転職ですが挑戦してみました。もともと食べることが好きで、野菜や果物も大好き。 新卒で小学校の教員となり、はじめての転職で不安でしたが、人間関係の築き方など基本的な人付き合いという点で前職の経験を活かせていると思っています。相手が困っているときの声の掛け方、雑談など人付き合いの面で前職の経験が活かせているかなと思います。他の転職組の方にも多いのですが、ワークライフバランスが良いということがまず惹かれた理由です。固定休であることと残業も少ないこと、そして働く先輩方のインタビューの中に「やさしい人が多い」と書いてあったのも決め手になりました。実際に入社してみてからも優しい方、明るい方が多いと思います。基本はマニュアルを見ながら仕事をしているのですが、分からないところは先輩に聞きながら業務にあたっています。なんと言うか、あたたかく見守ってくれる感じで、一度失敗しても「もう一回やってみなよ」と挑戦させてくれる懐の深さを感じます。
仕事内容としては、データ上の在庫管理、見やすいようにデータの整理、分荷(出荷先ごとの振り分け)これらをエクセルで処理しています。前職でエクセルの操作には慣れていたので並び替えをしやすい関数を設定したりして工夫をしています。(必ずしもこういったスキルが必要という訳ではないので、安心してくださいね。)
新人の時はできる仕事が少なく空き時間があるので、野菜の本を読んだり、ネットで検索してみたり…と勉強のための時間も用意していただきながら成長できます。例えばきゅうりでもA、B、Cと等級が分かれているのですが、これは曲がり具合の違いなんです。実際見せてもらって確かに全然違うな…と感じました。しいたけで言うと、傘の部分が内側にくるっと巻いているのが良いもの…と、日常生活でも役立つ知識も身につけられますし、自分が仕事で関わった野菜がスーパーで見かけられるのも嬉しいです!
研修が楽しいのも当社の大きな魅力だと思います。入社後すぐは自分の配属以外にも様々な部署の仕事を経験して、全体の流れを知ることができます。そうすることで、自分の仕事が他の部署につながっているということを意識できて、思いやりをもって仕事ができます。また、希望者は生産地の現地研修に参加できます。産地の人の声を直接聞いたり、生産の現場を見られて良い経験になりました。貸切バスで行くので、普段あまり喋ったことのない他部署の方とも仲良くなれたのも嬉しかったです。

物流1部 野崎涼介 / 2021年11月入社

前職はアパレルの企画と生産管理で10年くらい勤めていました。子供が生まれるタイミングで生活を変えようと転職を決意。これから家族と過ごす人生を考えた時、仕事に対する優先順位を「好きなこと」から「給与や休日」を第一に考えるように変わりました。
前の会社はデスクワークの傍ら体を動かす仕事もしていて、体を動かす方が自分に合っていると感じていました。市場の仕事にも興味があったということもあり大田市場内の会社を何社か受けていました。その中でもエムスリー(丸二)は会社としてしっかりしているし、事務所も綺麗なことが決め手となりました。市場は競合企業が隣に並んでいたり、取引先様も同じ敷地内に居たりして不思議な場所だなと思います。
仕事内容は現場作業。営業の方が買った商品をピックアップして集荷スペースに集める作業を今はしています。取引先ごとに商品を集めて日によって出荷先などの割り振りが変わるのでルーティーンではなく、確認作業に神経を使いますが毎日楽しいです。昼勤務は10名くらいが働いていて、出荷先の企業数はだいたい日に20社以上。りんごなどの常時出るアイテムと季節ごとに変わるアイテムがあって、季節を感じます。りんごにも産地、品種がたくさんあってその中から自分たちの商品を探しにいきます。100ケース単位で取ったり2ケース3ケースごと取ったりと他社さんと一緒に確認することもあります。
ターレーやフォークの運転は初めて。フォークは入社して半年後に免許を取得して運転できるようになりました。ターレーって馴染みのない乗り物ですが、普通免許があれば運転できるんです。荷物を乗せて運転するのは多少コツが必要ですが、先輩と一緒に乗りながらだんだんと慣れていきました。
エムスリーの良さとしては、全員が転職組で社会人経験を経ており、お互いに気遣いができる人たちだというところ。そのため仲も良いです。年下の先輩もいますが、年齢関係なく気楽に質問できたり、話かけられたり、毎日楽しく働けています。
そして何より、定時にキッチリ帰れるところがいいですね!朝もスッキリした気持ちで出社できます。その理由のひとつに余裕を持ったスケジュールを組んでいるところだと思います。トラブルが発生することをあらかじめ想定してスケジュール・人員を組んでくれているから余裕を持った働き方ができています。余裕がないとミスに繋がったりしますしね。また、そういった余裕が出ることで倉庫を整理したり、翌日使うものを手前に配置したりと先まわりした仕事をすることもできます。体を動かす仕事だから夏は暑いし冬は寒いんですけど、仕事が終わった時の爽快感があって、好きな人は好きになれる仕事なんじゃないかと思います!
